学校の教員たちとも意の通じる

子どもたちは教えられたのです。

学習院で過ごしました。
むしろ、上の子に、「こういう点をあなたは力説したいのね。だのに下の子は対立した考えを力説したくて、あんたの気持ちが受け入れられない。あんたの残念さが分かる」と分かってやって、下の子にも同じように、あなたの残念さが分かると分かってやるのですよ親が力んで、「あなたはこう言うけれど、相手はこう言うのだから、分かってやりなさい」と、相手を分かってやれと強要されれば、むしろ反発を誘うのです。人対人の対立でなく、人それぞれの心の中の、自分対自分へと、誘いこんでやる配慮といったらいいでしょう。結局は、子どものきょうだいげんかは、親は見守っておけ、というところですね子どもの時、はなばなしいけんかのしっぱなしであったきょうだいが、長い人生においてはやがては適当に助けあって、遠く離れていながらも暖かいエールを投げあっているものですね。
中学校の入試について

母親と対立しているかのように見える場合もあります

親が中に入ろうとして、余計にこじらしてしまうと、いつまでも根に持つ残念さの残る意地悪同士に固まってしまいかねません。いろんな例を見て、つくづく思うのです。

何を考えているか分からない時にこそ

中高生からの手紙これまでたくさんの本を書いてきましたが、それらはおおむね親向け先生方も読んでもらえたらと願いつつのいわゆる育児書、教育書の類のものなのですが、生から読後の手紙を時々いただくことがありました中学生、高校いただいたものを原文のままここに掲載するということはしませんが、を合わせて、一例として示してみます。
いくつかのものびっくりされるかも知れませんが、先生の本を図書館で読んで、手紙を書く気になりました。
友人はたくさんいても冗談や軽いノリでおもしろおかしく話すしかなくて、まじめな聞き手になってくれそうな人はいません。といっても、友だちは大事です。友だちがいるから学校が続いているようなもので、お互いが気まずくなるような話などとてもする気になれません。
そのくせ私は本当はいじいじと悔やんでばかり、友だちを裏切っているのです。

 

伸び悩んでいる

ダメな人間です気にしてばかりの性格で、これはこの頃は成績が落ちるだけ落ち、何をやる気にもならず、自信も気力もなくなってしまったみたい。友だちにも親にも話す気になれないことを伊藤さんに手紙で読んでもらおうと思いました。
実は、高校に入ってからなんですが、どうもなんだかんだと陰で悪口を言われているようなんです。私のしたこともないことを言いふらされ、二年生になってからは大勢の人の中ではどうにも落ちつけなくて、四十人のクラスで何時間も授業を受けるのが苦しくて、便所にかけ込んでもどすこともしょっちゅうなんです。
伸びると考えられているため

子どもをとりまく受験戦争。
でも、授業も補習もさぼらないように必死に頑張ってはいます。
あいつ、目に入らんとこへ、どっかへ行ってくれなんて聞こえよがしに言われるのを聞いても一向に関係ない顔して誰かと笑って話をしている私ですが、ほんとは、そういう奴こそ死ねと呪いの叫びが、体中かけめぐっています。
私の小学時代から中学1年ぐらいまでを知っている人が、たら、とてもその変わりようが信じられないでしょう。
今のこの私の内心を聞い実は、中二の夏前に、カバンの中に赤と青の絵の具を栓をあけたまま入れて上から足で踏まれて、中のものがぐちゃぐちゃの絵の具だらけにされて通路にほうり出されていたことがあって、以来、人を信用することができなくなったのです。
誰にも話のできないいろんなことがありましたが、友だちはたくさんいます。
伊藤さんの本を読んで、私が手紙を出したらどんな返事がいただけるかなと思いました忙しくて、何もお手紙いただけなくとも、いでください。

 

勉強したんです

その二つの自分のどちらも生かすために、バランスをとっていこうという自分
自我が、今あなたの心の中で、どんどん育っていきつつある姿を、あなたは私への手紙で見事に示したのです。
これまで人類の歴史は
大きく出すぎたかも、都合が悪ければ戦争をして、勝った者の世の中、ということでやってきました。自分の心の中の矛盾に気づいて、お互いの心のいたみをとことん話しあえる社会にするには、つまり自我を成熟させるためにはまだまだ人類全体が努力しなければなりません。

母様に似ていらっしゃると思いますまた礼宮様


私の自分勝手だから、ちっとも気にしな高三都川理花·私の書いた返事私はいただいた手紙には、できる限り返事はするようにしています。
先の手紙には、こ
う書いて送りました。
お手紙ありがとう。
あなたの心の現実のありさまが、実に誠実かつ正確に書けています。感動しました。
自分の内心の葛藤を、こんなに正直に伝えてもらうと、私は、あなただけでなく、若い人たちが、自分たちの心の混乱をどうかしたいとあがいているのがよく分かる思いです。そして、あなたがすごく健康な心と体の持ち主だと、確信が持てるのです。
人間は他人とは対立したり、仲良くなったり、心の中で二つの自分が対立葛藤しています。超自我という二つの本質的に違う自分が、どちらも生きたいとぁがいて、常に常に対立葛藤するのです。その姿をあなたはリアルに文章にあらわしているのです。
自分を生かしたい自分とみんなとうまく生きていきたい自分超自我
子どもの立てた目標に不満があって